なぜか最近SFの話によくなるので、僕のおすすめの作家・作品を紹介しておこう。
ウィリアム・ギブスン
電脳シリーズ
いわずと知れたサイバーパンクの代表作。
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ニューロマンサー
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カウント・ゼロ
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モナリザ・オーヴァドライヴ
ざっと調べたらサイバーパンクの歴史は以下のようになってるみたいですね。(適当)
1969 アンドロイドは電気羊の夢を見るか?
1974 接続された女
1981 マイクロチップの魔術師
1982 トロン
1982 AKIRA
1984 ニューロマンサー(これがサイバーパンクという一般名称が広がった直接の作品)
1986 クローム襲撃
1987 スキズマトリックス
1989 攻殻機動隊
1999 マトリックス
これは短篇集ですが、ビートたけしと、キアヌリーブスの共演の映画「JM」(記憶屋ジョニー)などが含まれています。
グレゴリー・ベンフォード
機械生命と有機生命の超大スケール戦争シリーズ。完全に超ハードSF
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夜の大海の中で
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星々の海をこえて
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大いなる天上の河
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光の潮流
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荒れ狂う深淵
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輝く永遠への航海
Blame!の東亜重工のキリーン(雰亥)、シボあたりはこのへんから取られてるっぽい。"pod"種族もここに出てきます。
※ナウシカの巨神兵は「東亜工廠」製らしく、東亜重工との兼ね合いは無いのかなと。
http://plaza.rakuten.co.jp/oaktree/diary/200805110000/
http://netamichelin.blog68.fc2.com/blog-entry-949.html
デイヴィッド・ブリン
知性化シリーズ
イルカとかチンパンジーを知性化した人類が宇宙に出たら、凶悪・狡猾な宇宙種族と遭遇してしまい、存亡の危機に立たされながらもなんとかその立場を守るぜ的な話。特にスタータイド・ライジングはgood。
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サンダイバー
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スタータイド・ライジング
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知性化戦争
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変革への序章
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戦乱の大地
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星海の楽園
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ポストマン (The Postman, 1985)
これは映画になりました。ケビン・コスナー主演監督。核戦争後に郵便を届ける話。北斗の拳みたいに荒廃していてテロリストとかがヒャッハー状態。
ヴァーナー・ヴィンジ
犬の集合生命みたいなのが出てきます。銀河の場所によって物理状態が違うとか。コレは文句抜きに面白い。高校時代の友達(kmb)に貸したらしばらく帰って来ず大好評でした。
ロジャー・ゼラズニイ
SFとインド神話とファンタジーが密度高く融合した話。
C・J・チェリイ
遺伝子や教育テクノロジーが高度に発達したサイティーンという惑星で、エモリーという主人公が老衰で死ぬけど、そっくり同じくローンを記録したのと全く同じ環境で成長させるという話。結構ハード。
L・M・ビジョルド
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自由軌道
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名誉のかけら
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バラヤー内乱
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戦士志願
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ヴォル・ゲーム
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天空の遺産
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無限の境界
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親愛なるクローン
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ミラー・ダンス(上・下)
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遺伝子の使命
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メモリー(上・下)
帝国主義を続ける惑星バラヤーが舞台で、貴族の御曹司の主人公君が、ひょんことから帝国軍とは別の傭兵隊を率いて成長していく話。
一般的にいうテクノロジーとかはそこそこしか出てこず物語の面白さが秀逸。冒険物・スペースオペラに近いかなと。
http://pod.blog.shinobi.jp/Entry/24/おすすめSF
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